can't go to sleep

組み込み開発の多くをRubyで自動化することに興味があります

unity支援ツール

unity支援ツールを2つ作成しました。
1つ目は、既存のソースコードを、unity実施可能なレベルにinclude関係などを自動で整形して解決するツールです。
既存のソースコードにunityを実施するためには、依存関係を断ち切るような工夫が必要となり、unityの導入障壁になっていますが、そのコストをゼロにするのが目的です。ただし、このツールではソースコードを自動整形するため、unity実施可能とするためのコピーコードを作成します。したがって、実コードを使用して単体テストを実施する、という狙いからは離れてしまうという欠点があります。

2つ目は、unityのテストケースをExcelなどのスプレッドシートで管理するツールです。有料のc++testに近い動きになるかと思いますが、fffと組み合わせることでモック関数の動作も容易に設定でき、無料であるという点で言えば、結構便利かもしれません。また、変数の組み合わせを定義すればテストケースを自動生成できますし、この変数組み合わせは1つ目のツールを応用して生成できると考えています。また、Excelがない環境でも使用できるように、csv形式にも対応しています。

個人的には2つ目のツールGitHubで公開して、無料で組み込み用C言語単体テスト自動化がここまでできるんだ、というのを一般的にしたいと考えています。一方で、そもそもunityでテストを実施するのが難しい、それ以前の問題だ、という人が多い場合には、せっかく単体テストを有効にできるツールを作っても意味がないのではないのか、と思い、1つ目のツールを作った次第です。
今後、タイミングを見て2つのツールGitHubにて公開したいと考えています。2つ目のツールは、割と早いうちに公開できるかと思っています。