can't go to sleep

組み込み開発の多くをRubyで自動化することに興味があります

2013-01-01から1年間の記事一覧

HEWでunityを実施する方法

私は仕事でunityを使用しています。 unityではgccでコンパイルを行うため、組み込み機器の実際のコンパイラでコンパイルをした場合と結果が異なる可能性があり、単体テストとしての品質の担保ができません。 そのため極端な話、gccのみのunityテストは、プロ…

Unityメモ2

CeedlingでxUnit形式のxmlを出力できるけれど、デフォルトだとJenkinsで読み込めない。 http://futurismo.biz/archives/1498 参照 Ceedlingだと、テストケースを指定したテストフォルダのサブフォルダ以下からも取得する。しかしUnity単品のrakefileではそれ…

Unityのテスト自動化を半手動化する方法

Unityの自動テストの欠点 Unityはrakeを使用した自動テストランナー作成機能が非常に便利です。 例えば、testというフォルダを作成し、そのフォルダをテストフォルダとしてrakefile用のymlに登録しておくと、そのフォルダ内にあるテストファイルはすべて自動…

メモ

Unityはテストランナーを自動で作成してくれるので、testフォルダに決まった名前(例えば、Test_で始まるファイル名にする、など。ルールはrakefile_helperで設定できます)でテストケースを入れておくと、「rake」というコマンドを入力するとそれだけで、全…

Unityメモ

Unityの基本的な考え方として、プロトタイプ宣言をした関数の実体はヘッダファイルと同名のcファイルの中に存在するべき、というものがあります。 つまり、FuncA.hの中でプロトタイプ宣言をした、int FuncAB(void);の実体は、FuncA.cの中に存在する必要があ…

UnityとCMock その2

さて、今回はCMockの導入の解説をします。 事前条件 まず、前回「UnityとCMock その1」で紹介した通りのフォルダ構成にしてください。 CMockのrakefileや、CMockのexamplesから作っても良いのですが、CMockの中のrakefileでは、specやシステムテストの構成…

UnityとCMock その1

UnityとCMockの使い方について、非常に簡単に解説します。 ただし、今回ははCMock抜きで解説します。(CMockの設定はやや面倒なため) ※ここでは、2013-3-15のバージョンを使用しています。バージョンが異なる場合は設定方法が異なる可能性があります。 事前…

githubとその他雑感

以前記事に書いた、softalkでパワーポイントの内容を読み上げるツールをgithubに保存しました。https://github.com/tatssuki/ppttalkgithubに不慣れなので、とりあえず保存した、という感じですが・・・。CMockをforkしたので、ソースコードのフォルダ構成に…

UnityとCppUTest part1

今、話題の書籍「テスト駆動開発による組み込みプログラミング」。 書籍の内容は非常に面白く魅力的なのですが、それを実践に移すとなると話は別です。 もっとも困難なのが、テスティングフレームワークの導入だと思われます。 また「どのテスティングフレー…

SofTalkでパワーポイントを読み上げる

Softalkでパワーポイントのノートを読み上げるスクリプトを書いてみた。 と言っても、下記リンクを組み合わせただけで、何も新しいことをしていないけれど・・・。[Ruby] PowerPointのノート欄を全て出力 @sarunoie http://blog.mesh.cx/2011/02/rubyolepowe…

SysMLとソフトウェアエンジニアリング

SysMLを使うと何が改善されるのかを、以下で書いてみます。 会社のおっさん達は良く、以下のようなことを言います。 ソースコード自動生成の時代が来てるらしいね オブジェクト指向なんてもう流行終わったんでしょ? SPL熱い! ・・・完全に破綻してます…

TDD4EC1

最近、Test Driven Development for Embedded Cを読んでいる。 その本によれば、組込みCにてTDDを実践するためにはUnityか、あるいはcppUTestを使用する必要があるのだが、私の場合はUnityを選択した。 その理由を以下に挙げる。 cpp専用ではなく、c専用で…